任意後見契約のご依頼

おひとり様には必要な制度

近年増えているお一人様。離島である大島でも高齢化は著しく、お一人様の方が意外に多いように感じます。

80代のSさんもこれまでの人生を一人で生きてきた自立した女性です。しかし、昨年より東京の病院に入院したことをきっかけとして今後の自分の人生の行く末を心配し、後見人を探しているとのことでお話しをいただきました。

公正証書として

任意後見契約と公正証書遺言の作成をし、自分が認知症になった場合の備えと、相続人なくして死亡した場合の備えをしたいとのことでどちらの書類も公正証書で作成しました。

幸い教師時代の教え子の方たちの手厚いサポートがあったため、業務をスムーズに進み無事に完了することができました。遺言執行者は弊所ではなく教え子の方が就任し、最後までのサポートを望む形となりました。