こんな記事がありました。
民泊のAirbnbと都電荒川線が異色のコラボ 訪日外国人に都電荒川線沿線の魅力発信へ
東京都交通局は民泊仲介サイト世界大手のAirbnb(エアービーアンドビー)と協力し、外国人観光客に“東京さくらトラム(都電荒川線)”沿線の魅力発信に向けて、「沿線の暮らし」を体験できる「TODEN LIFE TOURISM」を1月17日から開始することを明らかにした。
都電荒川線とエアビーがコラボしまして、沿線を盛り上げようという企画です。今は、東京さくらトラムというんですね・・。荒川線沿線は昔住んでいましたので、土地勘はあります。確かに、荒川線沿線は昔ながらの下町の雰囲気が残っているところが多くあります。
町屋なんかは、都電の他には京成線が通ってますので千葉方面からのアクセスもいいです。戸建ても多いし。
ただ、一番のお勧めはやはり王子駅かと思います。京浜東北も通っています。年末年始の王子の狐祭りは外国人殺到みたいですから。
そして、なにより北区は保健所の規制がかなり緩いのです。
簡易宿所の場合で、宿泊客が1グループであれば、完全無人での運営が可能です。
以前はなかったのですが、最近北区の保健所がまとめた資料があります。2018/6/15の改正を反映したものになります。
ちょっと見にくいですが、右欄の民泊想定施設というものが6/15の改正を反映したものになります。ICTによるコミュニケーション設備が整っていて、定員10人未満であり、1グループのみしか泊めない場合には管理者の常駐が不要になります。
1グループという基準を法規の中に盛り込んできているのは、私の知る限りでは北区だけです。そういった意味で北区の規制は他の東京の自治体とは少し毛色の違った規制になっています。
王子地域も含め、北区はディープスポットの赤羽もありますので、他と違う民泊ができそうですね。なにより、ライバルがまだ少ない自治体の1つである点が非常に魅力です。
ポテンシャルが高いのにあまり気づいていない。気づいている人は積極的に発信しようとはしないですからね。
北区、おすすめです。
冬木 洋二朗
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