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中古物件でも新築物件でも同じですが、簡易宿所をはじめとする宿泊業では収容定員、つまり何人泊める事ができるのかが非常に大切です。

施設の収容定員は売上に直結してきますので、物件選定の段階である程度の人数が出ないとせっかくのいい物件を逃がすことになっちゃいます。

なので、今日は物件の広さからざっくりと何人ぐらいの収容定員が見込めるのかを出す計算式について書いてきます。

1. 面積を1/2に

まずは、客室階の面積を1/2にしましょう。

ワンフロア物件であれば単純に半分、複数階にまたがるような物件であれば客室部分を造る階のみの面積を半分にしましょう。

半分にしたらそこが客室の面積になります。

旅館業の場合は別ですが、簡易宿所の場合には半分は共用部分(トイレ・洗面・通路・その他共有スペース)でもっていかれますので、まずは客室階の面積を半分にすることによって客室として使える面積を出します。

フロント設置階について

フロント設置階には、フロント・トイレ・リネン庫・従業員控室・ロッカーなんかが必要になってきます。フロント設置階には、原則客室を設けないつもりでいたほうがベターです。どうしてもフロント設置階に客室を設けたい場合には、3割ぐらいが客室面積と思っていただければいいかと思います。

2. 3.5㎡で割ります

1で出した客室面積を3.5㎡で割ります。

2段ベット、ドミトリーメインで考える場合、確保したいスペースはベット1台につき3.5㎡と考えています。法規上は1人につき1.5㎡、つまり2段ベット1台につき3㎡ですが、実質的には通路スペースや2段ベットの区画の部分等を考慮して2段ベット1台3.5㎡程度は確保しておかないと危険です。

3. ベット数に2をかけます

2で出た数字は2段ベットの数です。

ですので、その数字に2をかけます。この数字が収容定員数となります。

実際には、ここで出た数字よりも若干多めに収容できるような事がほとんどですが、シュミレーションの段階ではこれぐらいの数字が適切です。

公式を画像にしておきました、ご自由にお持ちください。クレジットは消さないでください。

最後に、この公式を使う場合の注意点について。

①あくまでざっくりとした人数の概算です

当然ですが、この公式で出てくる数字は概算数です。正確な人数把握にはしっかりとした図面を引いてください。

②2段ベットが前提です

この公式が念頭に置いているのは簡易宿所で2段ベットをメインに配置する場合です。旅館業のような部屋貸、共同トイレや共同洗面所は造らない場合には全くあてはまりません。

③柱、梁、部屋の形に注意してください

柱がある場所にはベットはおけませんし、天井高次第ですが梁が出ている部分にも2段ベットはおけません。部屋の形がベットを置くのに適していない場合もありますので注意してください。

以上、簡易宿所で2段ベットを置く場合の簡単な人数算出の公式でした。

民泊実務集団TEAM NanatsuBaとは

簡易宿所・旅館業・特区民泊許可取得の為の施設設計・デザイン・施工・各種許可申請を行政書士・建築士をはじめとした専門家チームで行います。行政書士・建築士・不動産会社・工事施工会社等、宿泊業のプロフェッショナルが物件紹介から施工までワンストップでサポートします。詳細はこちらから。

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冬木 洋二朗

冬木 洋二朗

代表・行政書士Team NanatsuBa
民泊実務集団TEAM NanatsuBa代表。 行政書士。 適法・合法な民泊運営の為の各種許可申請代行を専門家チームで行っております。これまで、上場企業から個人投資家まで多くの方とご一緒にお仕事をさせていただきました。2014年から、当ブログで情報発信をしています。