先日の記事、小規模物件では新法民泊でいくべき理由。と、180日の使い方。で触れました、マンスリーでの運用についてマンスリーサイトに問い合わせてみました。
賃貸ポータルサイトと同じように、問い合わせや掲載時の詳細は物件所有者か不動産業者からのみ可能とのことでしたので、知人の不動産業者さんにお願いしました(うちの物件は賃貸物件ですので)。
1社しか問い合わせしていませんが、サイト利用には掲載料などが月ごとに発生するとのこと。宿泊系OTAサイトと違い、掲載するだけで有料ですので注意が必要になります。
ただ、このマンスリーマンションサイトスキームは、エアビーの予約の管理とマンスリー契約の管理が非常に難しいです。月のうち1日でもエアビーで予約が入ったら、その日が含まれるマンスリー契約はできませんし、あまり賑わっていないであろうマンスリーマンション市場で、そんなにピンポイントの予約がはいるのか疑問です。
なので、結局はエアビーで30日以上の予約をとるしかないかと思います。
で、そのやり方ですが、もっともよい方法はリスティングを2つ作ることではないかと思います。1つは、通常の1泊からのリスティング。もう1つは長期宿泊用のリスティングです。
この時、長期宿泊リスティングは予約可能状況の宿泊期間の設定を30日以上の宿泊からとします。注意点としては、30日未満の連泊予約が入ってしまう可能性がありますので、必ず宿泊を30日以上の滞在からにすること。
料金は、連泊料金割引のみで対応しても良いですが、それだと繁忙期である7月、8月を割引料金で抑えられてしまう可能性がありますので、ここは1月ごとの連泊料金の設定にします。
で、2つのリスティングのカレンダーを同期する。
3か月分の連泊予約が入れば勝ちです。
この方法が現状では一番良い方法かと思いますので、ちょっと試しに数か月やってみようと思います。
冬木 洋二朗
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