本日、「民泊サービスにおける規制改革」での公開ディスカッションが行われました。僕は、残念ながら抽選に落ちたので行けませんでしたがニコニコ動画の生中継で見てました。
というか、これ「民泊サービスのあり方」に関する検討会と出てる人ほとんど一緒ですよね。なんでしょう、このメンバーの既視感は。
関係団体や事業者もairbnbjapanやstayjapanを運営する百戦錬磨、おなじみのメンバーが揃っています。
内容としては、熱い議論が繰り広げられていました。
熱かったです、が。
この公開ディスカッションはなんなんだろうというのが僕の素直な感想です。
民泊の種類や定義について、各自治体の取締りについて、税金の事、旅館業法の事、近隣住民との事・・・挙げればキリがないですが、全体を通して論点が全く定まっていない。相変わらずふわっとしてました。
各関係者が思い思いの不満点や疑問点や気になる点を話しては、次の話題に移っていく。全くまとまりがなかったです。
もうちょっと議論の的を絞って話すことはできたと思うんですが。
まずは、民泊を許可制で認めるのか届出制とするのか。許可制なら旅館業法の中で認めるのか、旅館業法の外で認めるのかを話す。それが決まってから、近隣住民や税金のことみたいな感じで、より議論を具体化すればいいと思うんですが、なんか全部一緒の階層で話しているから全く話しがまとまらないんですよね。いつまで経っても。
結論ありきのパフォーマンス的要素が強かったかなと感じました。
ただ、やっぱり政府は民泊を何としてもやりたいということだけははっきり分かりました。
で、明日の3/15は「民泊サービスのあり方」に関する検討会の第7回です。これも行けませんが、また時間を見つけて資料を見てみたいと思います。
冬木 洋二朗
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