• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな記事がありました。

熊本市「賃貸民泊オビハウス」の挑戦。住みながら民泊で稼げる賃貸住宅とは

家賃を払って住みながら、民泊を運営して収入が得られる。「賃貸民泊」と銘打った、ユニークな集合住宅が熊本に誕生した。中庭を挟んで母屋と離れがあり、母屋に住みながら離れに旅人を泊めるスタイルだ。 2019年 11月30日 11時00分 LIFUL HOMEs PRESS より

詳細はリンクに飛んでいただければわかりますが、要するに長屋タイプの家が2棟向かいあって建っているところで住宅宿泊事業を行えるようにしました。という事です。普通に民泊するのではなくて一棟目の長屋の一部屋には自分が住んで、そこと向かい合っている二棟目の長屋の一部屋で民泊をやろうというスキームです。

向かいあう部屋同士を1ユニットとして、セットで貸し出す。自分で住みながら民泊を管理できる。

今まであったようでなかったアイデアだなと。

小規模民泊で利益を出すために

小規模な民泊のマネタイズには、皆さま頭を抱えています。小規模民泊の場合には、結局は人件費が最大のネックになってきますので、ここをどうするかが最大のポイント。

それは駆け付け要件であったり、旅館業民泊では常駐要件であったりします。

この解決の為に、一番てっとり早いのが自分の家で民泊をやってしまおうというもの。ホームステイ型民泊や家主居住型民泊です。自分が住んでいる家なので、管理者はもちろん自分です。

人件費はゼロです。

ただ、ホームステイ型民泊ではゲストが嫌がる場合があります。我々が思っているほど、異文化交流を求めていないゲストは意外と多いです。

そこで、考えられるのが今回のような民泊だと思います。ゲストのプライバシーはしっかりと確保できたままで、交流をしようと思えばできるスタイル。しかも、民泊をやることが前提となっている点が非常に魅力的。

このスキームを自分でやろうと思ったら、物件探しの段階で多くの人が挫折するはず

やはり、民泊を行う上で管理者が近くに住んでいるというのは最大のメリットになります。

また、同じ敷地の隣接建物に住んでいれば、住宅宿泊事業法上も家主居住型民泊として防災設備は、住宅用のもので足りますのでメリットは大きいです。

旅館営業でも・・

これ、簡易宿所や旅館でも十分にいけるスキームだと思います。この記事ですと、住居専用地域での物件みたいなので、簡易宿所や旅館業は無理ですが、住専以外の地域なら問題ないと思います。住宅宿泊事業ですと、どうしても180日ルールに縛られてしまいますから。

ただ、その場合注意しなければならないのは、旗竿地に建っている長屋だったりすると東京都ですと安全条例上、用途変更ができないということを理解しておいてください。

そういう観点から考えていくと、やはり住専にある、あまり使い勝手が良くない住宅用の建物を住宅宿泊事業に転用できるこのスキームは魅力的ですね。

The following two tabs change content below.

冬木 洋二朗

代表・行政書士Team NanatsuBa
民泊実務集団TEAM NanatsuBa代表。 行政書士。 適法・合法な民泊運営の為の各種許可申請代行を専門家チームで行っております。これまで、上場企業から個人投資家まで多くの方とご一緒にお仕事をさせていただきました。2014年から、当ブログで情報発信をしています。