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国内最大規模と言っても過言ではない大阪市での特区民泊がいよいよ10月以降に始まろうとしています。

特区民泊施設数は東京都の大田区で8月8日時点で20施設まで伸び、大阪市を除いた大阪府では大東市に1施設、門真市に1施設、藤井寺市に1施設と計3施設となっています(8月16日時点)。

大田区は、着々と施設数を伸ばしています。

ここに、10月以降大阪市が入ってくるわけですが、大阪市の特区民泊実施区域をみてみると大阪市での主要地域ではほとんど特区民泊が可能となっています。

oosakashi

黄色い地域は特区民泊が可能な地域、緑の地域は3,000㎡以下の施設であれば特区民泊が可能です。特区民泊の規模で3,000㎡以上もある施設はほとんどないでしょうから、黄色と緑ほとんどの地域で特区民泊が可能です。

梅田もOK、難波もOK、阿倍野あたりだと多少駅前に限定されてきていますが、それでも東京では大田区でしか認められていない特区民泊がほとんどの地域で可能になっています。これはこれで結構すごい事です。

ただ、6泊7日という宿泊日数の問題は以前残っていますが・・

そんな感じの大阪の特区民泊事情ですが、大阪市が7月後半から特区民泊に関して意見公募をしています。意見公募期間は平成28年7月25日~平成28年8月23日となっておりますので、気になる方は意見してみてもいいんじゃないでしょうか。

大阪市での特区民泊に関連してくる法規はまずは、条例があります。これはすでに平成28年の1月15日に可決されています。

大阪市国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例

その他に、規則、要綱、審査基準があります。

規則と審査基準では申請書に記載する事項や、添付書類について触れています。

その中でも要綱がより具体的な記載になっていますので、実際の申請に関してはこの基準を守る必要があります。

要綱案のレベルですが、気になる点を見てみましょう。

居室の構造設備

第3条 居室の構造設備の基準は令第 12 条第3号に定めるもののほか、次の各号のいずれにも該当しなければならない。

(1) 台所及び洗面設備は別に設け、水道水その他飲用に適する水を供給することができ る流水設備を設けること

太字部分のとおり台所及び洗面設備は別に設けなければなりません。台所兼洗面所ではダメということです。これは大田区でも同じですが、水回りのことですので一応触れておきます。

次は、近隣住民への周知についてです。

(1) 特定認定の申請に先立って、次のア及びイに掲げる者に対し、説明会の開催又は戸別訪問により、施設が当該国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業の用に供されるこ とについて説明していること

特区民泊をやる場合には、そもそも近隣住民に対して周知をしなければなりません。

東京都大田区の場合だとその周知は書面でのポスティングでOKなのですが、どうやら大阪市の場合はそれではダメみたいですね。

太字部分の「説明会の開催又は戸別訪問」がどう解釈されるかですが、普通に読めばポスティングだけでは厳しそうです。説明会や戸別訪問ということですから、大阪市は近隣住民に対しての何かしらの対面による特区民泊への理解を求めているということでしょう。

他の部分は大田区の基準と大きな違いはありません。

ただ、僕の個人的な感想としては大田区での基準より若干細かくて厳しい部分があるのかな、といった感じです。

大阪市での主要地域での特区民泊ですから慎重になっている部分もあるのかもしれませんね。

意見公募の結果公表日は9月2日となっていますから、その結果を斟酌して10月あたりから特区民泊がスタートという感じではないでしょうか。

大阪市特区民泊意見公募ページはこちら

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冬木 洋二朗

冬木 洋二朗

代表・行政書士Team NanatsuBa
民泊実務集団TEAM NanatsuBa代表。 行政書士。 適法・合法な民泊運営の為の各種許可申請代行を専門家チームで行っております。これまで、上場企業から個人投資家まで多くの方とご一緒にお仕事をさせていただきました。2014年から、当ブログで情報発信をしています。