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オリンピック期間は宿泊業にとっては、稼ぎ時であることは間違いありません。ただ、airbnbなどを見ていると、まだ現実的な価格設定にしていない宿も多いようです。都内で1泊20万とかもあります。うちの宿でも現時点では反応を見るためにかなり高い値段設定にしています。

それ自体は全然いいと思うのですが、異常なまでに膨れ上がった価格設定は全くリアリティのないものになってしまうかも知れません

渋谷のスクランブル交差点。また登場です。

民泊ホストとしては、オリンピック期間の予約をいつからとりはじめるのかという点はなかなか悩ましい部分でもあるかと思います。

早すぎても、予約にリアリティがないし、遅すぎても機を失する。もうちょっと、強気の価格に出ても良いのではないか・・オリンピックだぜ・・というまさに人間のサガが試されている部分でもあります。もうちょっと待てば、価格が上がるかもしれない・・

最悪のパターン

最悪なのは、早い時期から予約を開始して予約が入ったのはいいが、オリンピック1ヶ月前などにキャンセルされた場合

オリンピック期間中少しでも安く泊まりたいと考えるゲストなら、高い値段でもいいからとりあえず早い段階で予約を確保しておいて、キャンセル料がかからないギリギリまでキャンセル待ちで宿探しをする。

客室が多いホテルなどでは他の部屋で穴埋めできるかもしれませんが、基本的に1組しか泊めない民泊でこれをやられると、次の予約が入らず、オリンピック期間が空室なんておそろしい事になる可能性もあります。

マンスリーマンションサイトの台頭

 

また、ここ数年でマンスリーマンション市場にも従来の面倒な手続きが不要で、オンラインで全て手続きできるようなサイトがいくつもできています。

KaguAruoo

OYO Life

訪日外国人からしたら民泊だろうと、マンスリーマンションだろうとどちらでもいいわけです。

で、こういったマンスリーマンションの料金は1か月の家賃よりちょっと高い程度なのが普通で、オリンピック期間という事で1泊数万円の値段に膨れ上がった民泊では全く太刀打ちできません。どちらを選ぶかは、答えは明白です。

オリンピック期間中の予約は、少なからずairbnbなどの民泊仲介サイトからマンスリーマンションサイトに流れるはずです。マンスリーマンションは民泊と比べると人件費や初期費用などの運営コストがほとんどかかりませんので、それだけ価格を安くできます。

おそらく、2020年の夏までにはマンスリーマンションサイトは今以上に浸透し、数も増えているはずです。

現に、私が運営している民泊施設にもオリンピック期間中の予約はいつからだ?なんて問い合わせは今年(2019年)の夏ぐいらいから数十件来ています。

対策は1つ

予約のリアリティを確保しつつ、マンスリーマンションサイトに予約が流れないようにする方法は1つしかありません。

現時点で、予約を適正価格で開始すること。これしかないのではと思います。

airbnbのオプションで予約時に宿泊料を10%割引することで、キャンセルしても返金不可というオプションがありますが、これも結局はゲスト側が返金不可のオプションを選ぶかを決めることができますので、実効性はあまりないと思います。

キャンセルポリシーを厳格にしつつ、適正価格での設定。これが、現時点では最適解かと思います。

異常なまでに膨れ上がった宿泊価格は、必ずどこかで調整されるはずです。

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冬木 洋二朗

代表・行政書士Team NanatsuBa
民泊実務集団TEAM NanatsuBa代表。 行政書士。 適法・合法な民泊運営の為の各種許可申請代行を専門家チームで行っております。これまで、上場企業から個人投資家まで多くの方とご一緒にお仕事をさせていただきました。2014年から、当ブログで情報発信をしています。